声の演技をする上で、初心者が意識しない一番重要なこと

おはようございます、タツミです。

 

ツイキャスやニコ生、

ミクチャなどいろんな配信で

セリフ枠やアテレコ枠、

声劇などがありますよね。

 

 

 

僕も聞いて回ることがあるのですが、

毎回、残念だなあと思うことがあります。

 

 

それは、

 

 

声の演技をする上で、

一番の基礎が抜けている。

 

 

ということです。

 

 

これができているだけで

「お、こいつなかなか上手いな」

と思わせることができますし、

 

 

逆にできなければ

「なんだよ、ヘタクソじゃん」

と思われてしまいます。

 

 

その基礎とは

 

「距離感」です。

 

 

距離感は日常生活ではほとんど

意識することはありません。

 

 

なぜなら、自然とその人に対して、

距離を認識して話しかけたり、

会話をしたりしているからです。

 

 

いちいち

 

「彼はここから5m離れたところにいるから、

彼に話しかけるならこれくらいのトーンで、

これくらいの声量が必要だな…」

 

なんて考えながら話したりしませんよね?

 

 

それは目で見て、実際に

そこに話しかける相手がいるからです。

 

 

ですが、声の演技ではそうはいきません。

 

 

話しかけてる相手は、

画面の中のアニメキャラクターだったり、

キャラクターすら見えない

ボイスドラマだったりします。

 

 

普段無意識でしている距離感を

意識的に表現しなければなりません。

 

 

それができるかできないかで、

セリフのリアリティが大きく変わります。

 

 

そして、普段みんなが日常生活で

無意識にやっていることだからこそ、

セリフを聞いているリスナーが

 

 

違和感を感じやすい

 

のです。

 

 

距離感を意識する簡単な

ワークをしてみましょう!

 

 

[STEP1]

その場で部屋を見回して、

自分から一番近い家具を見つける。

※ベッドや机、椅子、本棚など

目に見えるものなら何でもokです。

 

 

[STEP2]

その家具に向かって、

「ねぇ」と声をかけてください。

 

 

[STEP3]

今度は自分から一番遠い家具を

見つけてください、

 

 

[STEP4]

その家具に向かって、

「ねぇ」と声をかけてください。

 

 

一番近くの家具に声をかけるのと、

一番遠い家具に声をかけるのでは、

距離感が変わっていることに気づきましたか?

 

 

家具でなくても、小物や

部屋に脱ぎ散らかした服でも、

目に見えるものなら何でもいいです。

 

 

実際に距離感を意識してみることで、

演じる時の想像上でも

距離感を感じることができます。

 

 

この練習法は、

とあるナレーターさんが

実践しているものです。

 

 

プロが実践する練習法ですから

効果はばっちり!

 

 

距離感を身につけることができれば、

「◯◯さんて演技、うまいですね!素敵です!」

と可愛いリスナーさんから

チヤホヤされるようになります。

 

 

逆にできなければ

「ヘタクソじゃん聞いてらんねぇ」

と相手にもしてもらえず、

閲覧は常に0人です。

 

 

嫌なら今すぐ、

身近な家具を見つけてください。

 

一番近い家具に声をかけてください。

 

家具がないなら小物に話しかけてください。

 

 

この記事を読んで、質問や感想があれば

是非コメントしてくださいね。
ここまで読んでいただき

ありがとうございました。