自分の演じる役をいち早く掴むためのテクニック

はようございます、タツミです。

 

 

メルマガ読者からの質問にお答えしていく、
タツミの一問一答のコーナーです。

 

今回の質問はこちらです。

———————————————–
役の掴み方や役に対しての姿勢って
タツミさんはどのようにしていますか?
———————————————–

という質問です。
ありがとうございます。

 
の掴み方の基本は台本を読み込むこと、
そして、実際に演じて感じることです。

 

台本を読んでセリフを理解することと、
実際にセリフを声に出してみること、
相手のセリフを実際に聞いてみることは
どれも全く違います。

 

それぞれの段階を経て役を掴んでいくというのがよいと思います。

 

しかし、現在の声優業界は、前に比べて
ますますスピードがあがっているのも事実です。

 

アニメに関して言えば、
手っ取り早く役を掴むのに「映像」を使います。

 

現場によっては、V(実際収録で使う映像)がもらえる現場もあるので、
事前にしっかりVチェックをして、キャラクターの特徴を捉えます。

 

キャラクターデザイン、表情など、
役を掴むためにVはとても参考になります。

 

Vがない場合には、
台本を読む力に左右されるでしょう。

 

読んだときのイメージをいかに人物として
鮮明にしていけるかが勝負です。

 

オススメは、

「主軸になる性格や特徴を3つピックアップする」ことです。

 

例えば、頑固、熱血、冷静、インテリ、笑い上戸、
天然、泣き虫、大らか、などなど…。

 

台本を読んだときに、性格をひとつに絞ってしまう人がいます。
そうすると、キャラクターは一色しか出てきません。

 

3つピックアップし、シーンに合わせて割合を変えてみることで、
役をより多角的に捉えることができるようになります。

 

あくまでも、役を捉えるという観点で、
いち早く表現するときに使えるテクニックです。

 

舞台などの長く時間をかけて作品を仕上げる場合や、
アニメでもシリーズもので自分が
特定のキャラを長く演じることになる場合は、
きちんと相手役との演技のやり取りの中からも、
自分の役を捉えていけるようにしましょう。

 

いかがでしょうか?
あなたも同じように悩んでるなら、
少しは参考になりましたでしょうか?