おはようございます、タツミです。
今、僕が演出として関わっているボイスドラマがあります。
ディレクションを取っていて感じることは、
「もっと台本を読み込んで欲しい」ということです。
多くの人は「自分のセリフをどう読もう」
ということに意識が向いていて、
他のことが抜け落ちていることが多いです。
人間関係、状況、心理状態、ストーリー、葛藤などなど
意識することは「セリフ」以外にたくさんあります。
それは全て台本から読み解いていかなくてはなりません。
そして「効果的な選択」をしていく必要があります。
「自分のセリフをどう言おうか」という表面だけでなく、
明確な「理由」をもって、表現できなければいけません。
その明確な理由は、台本に書かれています。
台本を的確に読めることは、とても大事なことなのです。
どうしてそういう「表現」が必要なのか、
そのシーンで何を「表現」すべきなのかは、
台本から読み取るものなのです。
「お前!台本も読めないのかよ!」
なんて、ダメ出しをもらわないように、
しっかり台本を読めるようになっておきましょう。