おはようございます、タツミです。
演技を学び始めて言われることは、
「第3の視点を持て」ということ。
簡単にいうと、
「演じている自分を”客観視する自分”」を
ちゃんと持っておきなさいということです。
これは声優でも、俳優でもよく言われることです。
自分の演技を客観視できないと、
なかなか成長が望めません。
それは
- 今自分がどんな演技をしているか認識できない
- どう見えるか、どう聞こえるかを認識できない
- 自分がイメージしたものと実際の演技の差を認識できない
他にもいろいろありますが、
演技に絞るとこのような「認識できない」状態が起こります。
自分が何をしているかわかっていないということは
指摘されても何をどう変えたら良いかわからないということであり、
自分自身の成長を著しく遅くしてしまう可能性があるのです。
客観的に見れる視点を持てるだけで、
自分の演技をより良い形にするために何が必要なのか、
ダメ出しで求められていることをするために
何が必要なのかを理解する事ができます。
自分が出している音、見せている表情、身体の動きなど
外的なものを認識し、それを修正できることが
一番効率よく「表現力」を高めていくコツです。
今すぐ演じている自分自身を客観視はできないかもしれませんが、
スマホを使うことで簡単に「客観的に」見ることができます。
・セリフを録音する
・舞台などの身体を伴った演技ならビデオ撮影をする
演じたあと、それを自分で見返してみると
自分がイメージしているものができているか、
客観的に観てこの演技で成立するかなど
いろいろなものが見えてきます。
是非、いろんなものを駆使して、
効率よく効果的に学んでいってください。