おはようございます、タツミです。
最近レッスンをしていて、
「セリフに頼りすぎている」ということを
とても感じるようになりました。
「いかにセリフを言うか」ということは
大切なことなのですが、
「セリフを言うこと=演技」ではありません。
セリフはほんの一部でしかありません。
セリフに頼りすぎると
「セリフを言おう」という意識が前面に出やすくなります。
セリフによって、何かを伝える前に、
表現者としてのその人の「言おう」という意志が
見えすぎてしまうことがあります。
そのときには
「セリフを言おうとしないで」や
「セリフに頼って演技しないようにして」
というようなことをお伝えしています。
具体的にどう変わっていくかは、
また細かなダメ出しをして気づいてもらうのですが。
声優にとって「自分のセリフ」が
演技の全てと思っている人は多いですが、
セリフ言うことよりも、演じる上で大切なことがあります。
一度、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか?