読解力任せにしないで、「台本を読む」ということ

あなたは今まで「台本の読み方」を

勉強したことはありますか?

 

養成所や専門学校で

「台本読解」について学んだことはありますか?

 

読解力をつけるために

ただひたすら小説を読んでいませんか?

 

 

おはようございます!

演技に才能はいらない!

知識と技術で教える演技講師のタツミです。

 

今回は先日開催された

「台本をもらってから演じるまで」というテーマの

ワークショップの内容を共有したいと思います。

 

ワークショップ内容の共有

 

初回は「初心者」二人、という状況でしたので

頭を使う具体的なテクニックというよりは、

「台本を読むときにヒントになるところ」

を探し出して掛け合いをするというような内容でした。

 

 

二人とも現在声優の専門学校に

通っている学生さんです。

 

初々しさを感じつつ、レッスンしました。

2回目のワークショップでは、

経験者もいましたので、

台本の読み方を徹底的にレクチャーしました!

 

僕の作った「演じるまでのチェックリスト」でも

この流れはリストにまとめてありますが、

実践するとなると参加者のお二人も苦戦しているようでした。

 

お二人とも有名な声優養成所に通っています。

 

 

チェックリストの台本読解の作業に沿って、

実際に何に気をつけて、どのように読んでいくかを

徹底的に実践しながら指導していきました。

 

 

台本を読むテクニックから

演じるために必要な考え方などを

どうしてこのテクニックが重要なのか

どの考え方とリンクしてこのようになっているのか

あらゆる角度からお伝えしていきました。

 

 

参加者の感想



台本を読むのが楽しくなった!

台本読解能力が上がった!

参加者の方々にはそう言っていただき、

開催して本当に良かったと思っています。

 

才能がないんじゃない、やり方を知らないだけ

 

演技の仕方、台本の読み方、

今、それらができなくても

不安になることはありません。

 

 

きちんとやり方を知れば、

誰でもできるようになるのです。

 

 

台本を書く技術があるなら、

台本を読む技術もある

 

 

それを理解し、使うことができれば、

「読解力任せ」という無鉄砲な読み方でなく、

「どんな作品も一定以上読み込む」という

安定した読み込みが可能になります。

 

 

そのためには、

今自分がどのような読み方をしているか、

どこが読み込みが浅いのか、

どうしたらさらに深く読み解いていけるのか、

 

そういったことを知る必要があります。

 

 

今回のワークショップでは、

具体的なポイントを抑えつつ、

より深堀りできるような

台本の読解テクニックをお伝えしました。

 

 

ただ読めば読解力が上がるのではなく、

正しいポイントを的確に読み取ることが

できるかどうかが、

台本分析において重要です。