演技のコツは「●●」から「○○」に切り替えること

おはようございます!

 

 

演技に才能はいらない!
あなたの「演技の壁」をぶち壊す
アクティングディレクターのタツミです。

 

今回は「メソッド購入者限定メルマガ」では
どんなことを配信しているかということを
知っていただくために、
特別に全体配信しています。

 

限定メルマガでは、より濃い内容で
演技について、発声について、台本読解についてなど、
みなさんのヒントになることを配信しています。

 

「演技」と「表現」

メルマガ読者の方には、
すでに養成所に通っている人、
専門学校に通っている人もいると思います。

 

僕がよく言うことですが、
「専門学校や養成所では個人的な指導」は
ほとんど行われません。

 

指導のほとんどは「表現」についての
ダメ出しにあてられます。

 

ですが、演技において「表現」だけでは
「視聴者か観客に感動してもらう演技」や
「ダイレクトに伝わる演技」というものは
ほぼ不可能であるということを教えません。

 

だから、才能やセンスのある 一部の人のみが
自分で気づいて成長していくのです。

 

もっと個人レベルで指導が可能なら、
講師ももっと細かな指摘もできると思うのですが、
残念ながら学校である以上、
クラスの人数はかなりの数になってしまいます。

 

僕もそうでしたが、
養成所だけでなく、「別のレッスン」も受け、
自分の演技を磨いてきました。

 

だからこそ、「気づいたこと」「知ったこと」が
たくさんあります。

 

今回はその中の一つのエッセンスを
お届けしたいと思います。

 

台本理解から表現がうまくいかない人

台本読解や役についての解釈をして、
実際の演技にうつった時に、
「せっかくの理解が表現されない人」がたくさんいます。
そこを突破することが一つの壁と言えるでしょう。

 

なぜ「考えたこと」「読解から理解したこと」「役作り」が
「演技に反映されないのか」……

 

それは、ある一つの 「変換」
うまくできていないからなのです。

 

「台本理解/役の理解」と「表現」の大きな違い

「台本理解/役の理解」は
基本的に「客観的な視点」で行われます。

 

ですが、演技をする、表現をするというとき、
必要なのは 「主観的な視点」なのです。

 

客観的に理解していることを、
主観的に捉え直して演じる。

 

それが、俳優や声優に必要なことです。

 

ですが、みなそれを知らず、
「なぜ理解していることが表現できないのだろう」
と、頭を悩ませているのです。

 

大切なのは「客観」から「主観」へと
どうやって切り替えていくのかということです。

 

客観と主観の切り替えに必要なこと

客観的な理解から主観的な演技へと
切り替えを行うために必要なものは、
ズバリ 「共感能力」です。

 

他人のこと(客観)をいかに自分のこと(主観)として捉えられるか。

 

そのために必要な能力が「共感能力」なのです。

 

これは普段の生活の中でいくらでも磨くことができます。

 

日常の延長に演技がある

 

それを肝に銘じて、生きていただきたいと思います。