声優志望者や若手に足りない4つの課題

おはようございます!

 

演技に才能はいらない!
あなたの「演技の壁」をぶち壊す
アクティングディレクターのタツミです。

 

 

吹き替えやナレーションで活躍している
声優仲間と飲んできました。

 

彼女は本当に活躍しているにも関わらず、
「まだ勉強したりない」と常々言っています。

 

そんな彼女と話していて、
若手の足りないところを
二人で再確認していました。

 

 

【セリフに対する変な意識】

 

まず、上がったのは
セリフを言うときの「変な意識」です。

 

・セリフはこうしゃべるもの!
・◯◯さんの喋り方の真似
・不自然な呼吸
・作った声

 

変に意識していることで、
こういった弊害がたくさん出てきます。

 

まず大切なことは
「セリフでなく言葉として発する」
ということです。

 

レッスンでも常々言っていますが、
セリフとして喋れば喋るほど、
演技から遠ざかっていくのです。

 

それは嘘で塗り固められています。
嘘をつかずに演技するということから、
どんどん離れていきます。

 

【感情表現に縛られている】

 

怒ったときの声、泣いているときの声、
そんな言い方や表現に囚われています。

 

大切なのことは、
「ちゃんと感じているか」という
あなたの内面です。

 

感じていないのに演技をすると、
ただそれっぽいだけの
薄っぺらな演技になります。

 

言い方、声の出し方、セリフまわし…

 

そんな上っ面な「表現」を大切にしていても、
プロの現場で生き抜くことはできないでしょう。

 

【きちんと発声ができない】

 

喉や胸が力んでしまって
響きのある力強い声が出ない。

すぐ声が枯れてしまう。

 

そんな状態では、長時間の収録に耐える
しっかりとした声は維持できません。

 

腹式呼吸が大切だと言われても、
発声で腹式呼吸が使えなければ、
なんの意味もありません。

 

発声や滑舌の基礎を徹底していないで、
どうやって声で「表現」するのでしょう?

 

まずは、普段とは違う「表現で使える声」を
身につけることが必須です。

 

普段出さないような力強く艶のある
「大きな声」を出すことは、
マイクのりの良い声に通じる
発声の基本になります。

 

【台本が読めない】

 

台本に書かれている情報から、
あなたが演技できるように
何を読み取る必要があるのか…。

 

志望者にはできなくて、
プロにはできている「読解」のポイントは
どこにあるのか??

 

それがわからなければ、
現場に出てもリテイクの嵐…。

 

それっぽい演技で乗り切っても、
すぐに次の世代に取って代わってしまい、
気づいたら仕事がない…。

 

そんな状態になってしまいます。

 

 

あなたはどうですか?
【セリフに対する変な意識】
【感情表現に縛られている】
【きちんと発声発音できない】
【台本が読めない】

 

こんな問題を感じてはいませんか?

 

これらの問題は、
ほとんどの声優志望者、
若手声優が抱えている問題です。

 

現場で必要とされる声優、
事務所から頼りにされる声優、
そうなるためには必ずクリアしなければならない
若手の試練でもあります。

 

自分の問題点はどこか?
どうしたらそれを超えられるのか?

一度しっかりと考えてみてください。