おはようございます!
演技に才能はいらない!
あなたの「演技の壁」をぶち壊す
アクティングディレクターのタツミです。
プロになるのに必要な時間
マルコム・グラドウェルという人が提唱した法則で、
一万時間の法則というのがあります。
何か特定の分野で一流になるために
どれだけの時間が必要かというものです。
これはとても興味深い基準ですよね?
僕が声優志望者から質問をいただく中に
こんなものがあります。
声優になるのに
どれくらいの時間がかかりますか?
そのとき僕はこう答えています。
人によって様々ですが、専門学校を卒業して、
そのまま事務所に所属してプロになる人もいれば
養成所に入りなおして、所属になる人も、
転々としてしまう人もいます。
平均すると大体5年から8年と言う人が、
多いと思います。
特に何の気なしに、
5年~8年という年数を伝えていました。
それが、僕の身の回りの声優志望者がプロの域に入る、
平均的な年数だったのです。
この一万時間の法則を基準に考えると
その何気なく答えていた年数に
とても信憑性があると感じたのです。
一万時間の法則
まずは一万時間がどれくらいなのかを
計算してみましょう。
一日3時間で約9年と1ヶ月。
一日6時間で約4年と半年。
一日12時間で約2年と3ヶ月。
どうでしょうか?
なんとなく見えてきませんか?
専門学校卒業から事務所に入る人は、
毎日12時間ほど、
演技のために時間を使っています。
専門学校を出て、養成所に入って、
5年くらいでプロになる人は、
毎日5時間~6時間くらいを
演技のために使っています。
ただそのために時間を使うのではなく、
効率的に使う必要はあります。
ただ何も意識せずに「あー」と言っていれば、
発声練習として声が鍛えられるわけではない、
ということは想像できると思います。
何かを身につけるには、
何かを学んでいくには、
効率的に、意識的に時間を使う
という視点が重要なのです。
その累積時間が一万時間となったとき、
プロの領域が見えてくるのです。
時間の使い方、是非意識してください。