上達するために必要な4つの段階とは?-前編-

おはようございます!

 

演技に才能はいらない!
あなたの「演技の壁」をぶち壊す
アクティングディレクターのタツミです。

 

さて、今日はちょっとしたコラムを。

 

「上達の4つの段階」
についてお話ししたいと思います。

 

【上達のための4つの段階とは?】

 

演技に限らず、何かを習ったり、
あるスキルを習得するためには
4つの段階を経ています。

 

便宜上、0段階目をつけています。

 

0.やろうと思ってない
1.わからないからできない
2.わかったけどできない
3.意識的にはなんとかできる
4.特に意識せずできる

 

という4つの段階です。

 

僕はよくいうのですが、
「知らないこと、わからないこと」は
基本的には「できない」のです。

 

それは普通のことなのです。

 

だから、知らなくてできないことは
別に悪いことではありません。

 

多くの人が「できない」という事実を
責めてしまったり、
そこに囚われてしまうのですが、

 

「できない」原因が「やり方を知らない」
ということはよくあることですし、

 

「そもそもどういう状態ができているのか」
を知らないということも多々あります。

 

そんな状態で「できない!」と嘆いていても
「自分はダメなんだ!」と責めても
なんの解決にもなりません。

 

また0段階目の
「やろうと思ってない」人もいます。

 

本当にいるんです笑

 

そういう人は、まず1段階目に進んでください。
必要なのは単に「やる気」です。

 

それがなければ上達もなにもありません。

 

成長したい、上達したいと思うなら、
まずは1段階目に上がってこないと、
僕には「教えられること」は何もありません。

 

やり方は教えられても
「やる気」「熱意」は教えられません。

 

そして、やる気も熱意もない人は、
教えても成長しません。

 

まずは、本気モードになりましょう。

 

【1.わからないからできない】

やる気スイッチが入って、
1段階目に来たときにぶつかるのが
「できない」の壁です。

 

「わからないからできない」ことは
よくあることです。

 

東京にいるとよくあるのですが、
「街中で外国人に道を聞かれる」というとき
0段階目の人は

 

「無視するか」「怖気付いて逃げる」のです。

 

話をする気が全くありません。

 

しかし、1段階目の人は、
「教えてあげたいけれど、外国語がわからない」
というジレンマにぶつかるでしょう。

 

やる気はあるけど、できないのです。
理由は「外国語がわからない」から。

 

その外国語がわかれば、
きっと案内できたハズです。

 

「わからないからできない」が、
上達のための一番最初の壁です。

 

演技でもよくあります。

 

演技とは何かを知らないからできない。
台本の読み方を知らないから読めない。
声の使い方を知らないから使えない。
セリフを理解してないから喋れない。

 

いろんなパターンがありますが、
だいたいの場合みんな知らないからできない
と僕は思っています。

 

だからまずは基本的な考え方、
マインドセットが必要なのです。

 

それがあれば少なくとも
「知っている」「わかる」という
前と違った状態に至ります。

 

これでようやく2段階目に進みます。

 

そして、ここの段階にも
「大きな罠」が仕掛けられているのです。

 

どんな罠なのか?

 

それはまた次回お話ししましょう。
それでは!

 

このまま後編を読む!