日常生活でできる演技上達の秘訣とは?

おはようございます!

 

演技に才能はいらない!
あなたの「演技の壁」をぶち壊す
アクティングディレクターのタツミです。

 

今日は多くの声優志望者や
俳優志望者が陥る「リアル」に
関しての間違った考えについて
お話していきたいと思います。

 

【リアルに演じるという罠】

演技をしていると、
「リアル」とか「リアリティ」という
言葉をよく使うようになります。

 

この言葉を間違って理解する

 

あなたの演技は
「間違った演技」となってしまいます。

 

それは「リアル」を求めるあまりに
「日常的なレベル」で収まってしまうのです。

 

演技は「日常的なレベル」では足りません。
「日常よりも高いレベル」が必要です。

 

「リアル=日常」という間違った考えが、
もしかするとあなたの演技を
間違ったものにしている可能性があります。

 

【演技は日常の”延長”にある】

演技は日常ではなく、
「日常の延長」に存在しています。

 

日常の延長とは、日常よりも
遥かに高いレベルの「エネルギー」が必要
それには、感情や考え、感受性など
様々なものが高レベルで入出力されます。

 

受け取るものも通常より高く、
投げかけるものも通常より高く、
そうやって高レベルなやり取りを続けるから

 

その演技を観て、視聴者や観客に
感動を与えるほどの衝撃を生むのです。

 

それは「大袈裟に表現する」と
いうことではありません

 

そうするとむしろ「嘘」が混じるので、
感動させるのとは逆のことをしています。

 

嘘をつくことなく、
意識的にしろ、無意識にしろ、
日常行なっていることの純度を高めるのです。

 

それが「日常の延長」という意味です。

 

これをきちんと理解して
演技に取り組んでもらいたいと思っています。

 

 

演技だからといって「嘘」を
ついていいということではありません。
むしろ、「嘘」が混じるほど、
演技は「リアル」から離れていきます。

 

演技で必要なことは
「日常行っていることを当たり前に行う」ことで、
その上で「純度の高いエネルギー」をが必要なのです。

 

 

【日常からトレーニングしていく】

演技のすばらしいところは、

それが日常生活からトレーニングできるところです。

 

 

普段あなたが無意識に行っていることを
どれくらい意識的に自覚しているか。

 

それが演じるときに必要なことになります。

 

 

普段生活していて何気なくしている
一つ一つの動作を演じるときには
意識的に行う必要があります。

 

そのためには、
「無意識の意識化」を行っていかないと
なかなかうまくいきません。

 

普段の生活からきちんと
意識して生活してみてください。