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タツミタツミ

おはようございます!演技に才能はいらない!
知識と技術で教える演技講師タツミです。

困った人

・演技が上手くいかなくてダメ出しをたくさんもらう…
・ダメ出しをもらうと凹んでしまう…
・下手くそすぎて自分が嫌になる…

 

そんな悩みを抱えている声優志望の方に向けてこの記事を書いています。

 

演技がうまくなりたいと思ったとき、切っても切り離せないのが「ダメ出し」です。

あなたの「ダメ出しの受け取り方」によって、成長することも、挫折することも、どちらにもなるのです。

 

もし、声優なりたい、そのために成長したいと思っているのであれば、ぜひこの記事を最後まで読み進めてください。



勘違いされているダメ出しの本当の意味

まず最初にあなた自身が成長するためには、ダメ出しの定義をちゃんと理解していることが重要です。

 

ダメ出しとは「より良いものにするためのアドバイス」のことです。

 

ダメ出しというとどうしても「ダメなところや失敗したことへの指摘」と捉えてしまい、「結果に対する否定的な意見」といった受け取り方をする人が多いです。

 

しかし、ダメ出しの本質から見ると、否定や批判、間違いの指摘ではなく、あなたの成長のための助言や提案なのです。

 

実際にレッスンでもダメ出しを受けるとものすごく落ち込んでしまう人がいます。これは、ダメ出しを「否定的」に捉えている人に多い傾向があります。

 

つまり、あなたは間違っていると否定されているように感じてしまうのです。

これは声優や俳優だからこそ、おこりやすいことなのです。これについて少し深掘りしてお話ししていきます。

 

声優や俳優は自分が商品である

 

声優や俳優が演技をするとき、自分の身体と声を使うことになります。

つまり、演じているあなた自身が、商品とイコールになっているということです。

これがダメ出しを「否定的」に受け取りやすい大きな要因でもあります。

 

これを防ぐためには「演じている自分」と「演じられた役」を切り分けて捉える必要があるのです。

 

少しわかりにくいので例え話をするんですけど、あなたが料理を作るとしましょう。

 

あなたは料理人として、仕事で料理を作ります。

お客様がその料理を食べて、あなたの料理を評価します。

「少し塩辛いね」とか「火を通しすぎてかたい」とか、料理にダメ出しをされます。

 

料理が塩辛いと言われて「ああ、だから俺は料理人は向いてないんだとか「俺の性格がネガティブだからだ…」とか、思いますか?

 

ちょっと火を通しすぎたねって言われて「もうダメだ俺には無理だ」とか「だから俺には才能がないんだ」とか、思いますか?

 

 

きっとこの話を聞いて「いや、そんなこと思わないでしょ」っていう人がほとんどだと思います。

 

でも、これを演技に置き換えると、そういう捉え方をする人がとても多いんです。

 

あなたの演技にダメ出しをすると「ああ、だから俺は演技は向いてないんだ」と感じたり、「俺の性格がネガティブだから」と思ったりする人は、たくさんいます。

 

ダメ出しはあなたの人格を否定したり、性格を否定したりしているものではありません。

 

次は火加減気をつけてみようねとか、次は塩の量に注意してみようねと言われているのと同じなんです。

あなた自身と、あなたの演技を混同しないようにしてください。

 

それだけでダメ出しの受け方は大きく変わると思います。



気をつけるべきダメ出しの種類

 

しかし、中には意図的に「人格を否定したり」「性格を否定したり」することを演技のダメ出しとして行う人もいます。

そういう人には本当に気をつけるようにしてください。

 

「お前そんな性格してるから演技ができないんだ」とか、「センスねぇなあ、やめちまえよ」とか、平気でいう人がいます。

 

そういった発言をダメ出しとして「指導」している人がいるとしたら、その人からは少し距離をおいた方がいいです。

それは自分のが上の存在だと認めさせるためのマウンティングの一種であって、指導とはかけ離れたものだからです。

 

演じるということは、とても繊細で、とても勇気のいる行為でもあります。

 

それにつけこんで、平気で相手を傷つける行為を行う人からは離れるようにしましょう。

そうでないと、あなた自身がボロボロになってしまい、演じることも、夢を追うこともできないくらい精神的に落ち込んでしまいます。

 

あなたが声優になりたい、演技がうまくなりたいというなら、人格否定や性格否定をする人には十分気をつけてください。

 

ダメ出しを受けるときの基本的なマインド

 

ダメ出しをあなたの成長につなげるためには、「どうしたらこのダメ出しをクリアできるか」という考え方をすることが大切です。

 

よくある間違いは「なぜできないのか」を考えてしまうことです。

 

これは似ているようで大きな違いがあります。

 

「どうしたらクリアできるか」を考える場合、解決策や対処方法などを考えることになりますが、「なぜできないか」を考えるとできない理由を考えることになります。

 

同じ問題について考えているのに、考えるきっかけが違うだけで180度違うことが起こってしますのです。

 

ダメ出しを否定的に受け取る人は、「なぜできないのか」を考えてしまう人でもあります。

そうではなく、「どうしたらうまくいくか?」「どうやったらクリアできるか」を考えるようにしましょう。

 

それであなたはダメ出しを自分の成長につなげるための思考回路を手にすることができます。

 

もし、あなたが「なぜできないのか」を考えてしまっているなら、今から「どうしたらできるか?」と考えるようにしてください。

もし、あなたが「人格否定」や「性格否定」をする人からダメ出しを受けているようであれば、真に受けず、距離を置くようにしてください。

 

そうすることで、あなたの演技を少しずつ良い方向へ変化させていくことができます。

是非、今から実践していってください。