成長するためには「誰から学ぶか?」が重要項目!

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タツミ
おはようございます。演技に才能はいらない!
知識と技術で教える演技講師タツミです。

僕は演技講師だけではなく、声優ナレーターとして声の仕事をしたり、舞台俳優としてステージに立ったり、エンタメの会社を経営したりしています。

今回は「誰から学ぶか」というテーマお話ししていきたいと思います。

誰から学ぶかを選択できない

養成所や専門学校ですと、結構厳しいことだと思うのですけど、どの講師から学ぶかっていうのはかなり重要なことだと思います。

講師を選べないということは、かなり問題でもあるなと思っています。

今、学生さんの人はひしひしと感じているとは思いますし、いま社会人の方も学生の頃を思い出すと経験があると思いますが、学校の先生によって成績が変わるっていうことってあると思うんです。

それは先生が人として好きとか、教え方がうまいとか、いろいろ理由はあると思うんですけど、教わる人によって成績が変わるというのは、実際にあるのです。

学校の勉強とはまた違うところはありますが、誰かから学ぶということで言えば、勉強も演技も似た部分があると言えます。

僕が指導しながら意識していることでもありますが、これから演技を学ぶ人、すでに学んでいる人がどんな講師から学ぶかということの参考になればと思います。

講師を選ぶ3つの基準

選ぶ基準としては全部で3つを意識したらいいと思います。

「人柄」「言葉遣い」「指導力」です。

人柄で選ぶ

講師を選ぶ基準として、「人柄」があります。

人間性が合うかどうかという部分だけではなくて、あなたのことをしっかりと見てくれているかということも挙げられます。

例えば、演技のレッスンの時間に、自分のストレスになってることの愚痴を喋っている講師がいたとしたらどうでしょう?

レッスンはストレス発散の場じゃないよって思いませんか?

他にも「自己中心的な人」も講師としてはあまりオススメはできません。相手の成長ではなく、自分の私利私欲が強いタイプです。自分のお気に入りの子を贔屓するくらいならまだ可愛いですが、肉体関係を求めるという人も残念ながらゼロではないので、特に女性陣は気をつけてください。かなり減りましたけど、今でもたまに話を聞きます。

あとは、舞台の演出家の方でごく稀にいますが「暴力を振るう人」も避けた方がいいでしょう。今となっては絶滅危惧種レベルですが、存在はしています。

あなたが接していて「接しやすい」と思う人、「この人に相談したら親身に相談に乗ってくれる」と思う人を基準にするといいです。

もちろん、講師も忙しいと思うので、時間をかけて相談に乗ってくれることは少ないでしょうが、的確にアドバイスを返してくれる人はたくさんいます。

言葉遣いで選ぶ

次の基準は「言葉遣い」です。

先程の暴力と似た部分になりますが、過度に暴力的な表現をしたり、人格否定になるような言葉を使う人は、避けた方がいいです。

性格や人格が演技に影響するというのはわかりますが、だからといって、演技がうまくいかない原因を生徒の性格のせいにして「否定するだけ」というのは講師としてはどうなんだろうと思います。

もちろん、厳しい世界ではあるので、厳しい言葉を突きつけて残ったやつだけプロになればいいという理論はわかりますが、それは「指導」ではなく、「篩にかける」という手段です。

講師として「成長を促す」のであれば、過度に攻撃的な言葉は避けるべきなのです。

怒鳴り声や攻撃的な言葉を耳にすると、言われた本人だけでなく、周囲の人の生産性やクリエイティビティが低下するという研究結果もあります。

そういう講師にあたると萎縮してしまってうまくできず、また怒鳴られて萎縮して、という悪循環もあります。

逆に「褒めることしかしない」という人も注意が必要です。

最近では養成所や専門学校が「ビジネス」になってしまっているので、学校側は生徒が辞めないように優しくしてくれと講師にお願いしているケースもあります。

褒めて伸ばすはもちろんありますが、ダメなところを的確にダメと指摘されなければ成長はないので、甘いことしか言わない講師も要注意です。

指導力で選ぶ

最後の基準となるのは「指導力」です。

「褒めるだけ、貶すだけ」ではなく、的確に伝える力というのも指導力には含まれると思っています。

必要なのは、その子が何に躓いていて、何をクリアすれば成長できるかの道標を示すことができるか、というポイントです。

人によって成長スピードは違うし、今必要としている課題も違います。それを的確に伝えて、取り組んでもらうことが、講師に求められるスキルです。

相手に理解してもらえる言葉が使えるか、そして、それを的確に説明できる力があるか、というポイントです。

そしてきちんと、相手のことを見て、何が問題になっているかを的確に突けるかどうかも大切なことです。

その中でメンタリティの問題に入り込むことがありますが、そこを唯一の理由にせず、じゃあどうしたらそれを乗り越えられるかという方法をきちんと伝えられること。

「演技を学ぶ」ということは、ある種「人として成長する」という過程でもあります。

その成長を促してくれる人からしっかりと学ぶというのが、講師を選ぶ上でとても大切なことだと思っています。

「人柄」「言葉遣い」「指導力」、この3点から是非講師のことを、あなた自身が評価してみてください。

今回は「誰から学ぶか」というテーマでお届けしました。

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以上、タツミでした。バイバイ、またね