演技には段階があり、一人ひとりに合わせたアドバイスがある

おはようございます!

 

演技に才能はいらない!
あなたの「演技の壁」をぶち壊す
アクティングディレクターのタツミです。

 

今日は僕のレッスンについて、
いろいろお話ししたいと思います。

 

すでに養成所に通っている方、
専門学校に通っている方、
演劇部に所属して演技を始めた方、
まだ何もしていないけど声優を目指している方、

 

いろいろな方が
僕のメルマガやこのブログを
読んでくださってます。

 

僕のレッスンには、
こうしてメルマガやブログをきっかけに
受けに来る子もいれば、
実際にリアルの知り合いもいます。

 

最近は生徒が知り合いを紹介してくれることも
増えてきました。

 

直接お会いできるし、
すでに効果を実感している生徒の紹介なので、
僕の話をとても熱心に聞いてくれます。

 

もしかすると、少し先には
直接紹介しかレッスン生は
取らないかもしれません。

 

僕も忙しくなってくると、
レッスンの休講が増えてしまうので、
レッスン講師だけしている人に比べると
生徒を増やしすぎるのも問題なのです。

 

さて、本題のレッスンについてです。

 

演技の段階の話

 

演技を学んでいく上で、
さまざまな段階があります。

 

まずはセリフを読まずに
自分の言葉にできること。
そして、言葉を相手に届けること。

 

これがまずスタート地点です。

 

そこから個人個人に合わせて、
必要な段階をクリアしていきます。

 

養成所や専門学校で教わるような
「表現」は最終的な段階です。

 

早いうちから「表現」にとらわれてしまうと、
成長が遅くなってしまいます。

 

表現は外側です。

 

よく恋愛について話す時に
「外見よりも中身を見てほしい」と
いう人がいますよね?

 

「外見はそこそこでも、人として
しっかりしてる人がいい」とか。

 

そういう声をよく聞くのですが、
みなさんはどうでしょう?

 

「外見だけよければあとはどうでもいい」
なんて考える人は少ないと思います。

 

でも、演技だとみんなしきりに
「外見だけなんとかしようとする」のです。

 

表現にとらわれている人は
「外見だけ気にしてる中身のないイケメン」
と同じです。

 

パッと見素敵ですが、
それでは付き合いは長く続きません。

 

話はつまらない、エスコートもできない、
優しくない、言葉が汚い、性格が悪い…

 

そんな人と付き合いますか?

 

表現(外見)よりも、
先に必要なことがあるのです。

 

恋愛も演技も同じです。

 

講師からのアドバイス(ダメ出し)について

 

同じ台本を用意しても、
生徒によってアドバイスが変わります。

 

それは、生徒個人の段階に合わせて
指導をしていくからです。

 

もし、「誰に対しても同じことしか言わない講師」
に教わっているのであれば、
その人は「教える技術がない」か
「そもそも教える気がない」かのどちらかです。

 

演技初心者から上級者まで入り混じるレッスンは、
言ってしまえば「小学1年〜高校3年」までが
入り混じったクラスということです。

 

一人一人の学力やレベルに合わせて、
その人にあった段階のアドバイスが必要だと
わかってもらえるのではないでしょうか?

 

グループレッスンの基本は、
「みんなに共通するアドバイス」と
「その人固有のアドバイス」とを
きちんと使い分けることです。

 

あなたが成長するためには、
あなたにあったアドバイスが必要です。

 

他の人へのアドバイスは
参考にはなるかもしれませんが、
あなたの成長を促すのには足りないのです。

 

この点をきちんと使い分けてくれる講師は
非常に良い講師です。

 

ですが、一般的な大人数のレッスンでは
「その時間がない」のも事実です。

 

僕が個人レッスンや少人数にこだわるのは、
そういう生徒個人個人の問題を
きちんとクリアするために段階に合わせた
アドバイスをするためです。

 

値段も高くなってしまうし、
効率も悪いのですが、
それがみなさんにとって、
実力を伸ばすことにつながるのです。

 

だからこそ、生徒の中から在学中に
デビューを決めて現場に出ていくのです。

 

才能がある人、センスがある人というのは、
初めから高い段階にいただけのことです。

 

7歳で中学や高校に飛び級するようなものです。

 

そんなことしなくても、
きちんと段階に合わせて学べば
誰もが中学生の勉強は理解できるし、
高校の授業にもついていけるのです。

 

そのためには段階を理解し、
一律の教え方ではない
個人個人にあわせた指導が必要です。

 

そういう教え方ができる人が
指導者としては優れていると思いますし、
僕自身それを心がけて指導しています。

 

あなたを担当している講師の方は
どんな教え方をしているでしょうか?