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タツミタツミ

おはようございます!演技に才能はいらない!
知識と技術で教える演技講師タツミです。

困った人

・セリフをうまく読み込めない…
・ボイスサンプルを作りたいけどプランが組めない…

 

そんな悩みを持つ方のためにこの記事を書きました。

 

この記事では、台本分析のための3つの基本要素について解説しています。

 

それを理解することにより、「ボイスサンプルで使える台本分析のコツ」がわかり、魅力的なサンプルを仕上げることができるようになるだけでなく、あなたの台本読解力そのものを高めることにもつながります。



台本を読解するための基本とは?

台本を読解するために必要なことは、「天地人」を知ることです。

メルマガでもレッスンでもお伝えしているので、すでにご存知の方もいるかもしれません。

 

初めて聞いたと言う方は、こちらの記事を読んでみてください。

 

さて、それを踏まえた上で、まだ台本を読んだことがない人、演技そのものに取り組んでいない人は、どう読んだらいいのかを考えてみましょう。

 

もしあなたが以下のセリフを渡されたらどうやって読解しますか??

「ねぇ!ちょっと待って、待ってったら!!はぁはぁ…。やっと追いついた…。あのさ、僕、君に何かしたかな?いや、そんなことはないんだけど…。なんか最近素っ気ないというか…冷たいというか…。別になにもないならいいんだ。うん、ありがとう!また明日!」

男性のセリフで申し訳ないですが、女性も一緒に考えてみてください。

 

このセリフをもらって、どう解釈しますか?

セリフから天地人を知る

上記のセリフから天地人を考えてみましょう。

 

ブログでは参考に台本の冒頭で解説していますがこういうセリフの場合でも、しっかりと天地人を考えておくことで、イメージが鮮明になり演じやすくなります。

 

天地人とは

  1. 天=それはいつでしょうか?
  2. 地=それはどこでしょうか?
  3. 人=それは誰のセリフで誰に向けていますか?

 

これを台本から読み解くことで、演技のプランが何通りにもなるのです。

台本読解には「正解」はありません。

いいですか?

 

国語のテストではないのです。

 

これが正解です、というような決まったものはありません。

 

まずは、このセリフの天地人を自分なりに読み解き、イメージして、どんなシーンなのか考えてください。

 

天地人が見えてくれば、シーン全体が見えてくると思います。

セリフの天地人のパターンを考える

先ほどのセリフで天地人を考えるのであれば、

天=放課後、下校の途中。

地=下校中の通学路。

人=男子学生が女子学生に向けて

という情景が見えてきます。

 

もちろん正解はないので、他のパターンでもよいです、

例えば、通学路でなく学校の下駄箱前かもしれないし、男子学生が男子学生に向けてかもしれないし、もしかしたら女子学生が男子学生に向けたものかもしれません。

 

演者によってプランは様々考えられるでしょう。

 

それでいいのです。

一番ダメなことは、曖昧なイメージのまま、プランが定まらないことです。



演技プランが漠然としてしまう場合

逆に言えば、天地人を考えずに大雑把に、曖昧なイメージをしていると演技が漠然としてしまいます。

 

  • 何がしたいのかよくわからない
  • 何を演じたいのかわからない

 

そういうダメ出しには、この天地人が効果的です。

 

天地人は台本分析の中でも、外枠を決めるための重要なステップです。

 

簡単に取り組める分析方法ですが、その効果は絶大です。

まとめ

・台本読解のために必要なことは天地人を知ること

・天地人とは、「天=いつ」「地=どこ」「人=誰が誰に」というシーンの基本構成のこと

・演技プランに正解はない

 

天地人を使いこなして、台本読解をどんどん深めていってください。

そして、魅力的なボイスサンプルに仕上げていってくださいね。