声優に絶対必要な「ボイスサンプル」の作り方

声優という職業になくてはならないのが

「ボイスサンプル」です。

 

どんな役柄を演じることができるのか、

どんな声質なのか、どんな表現ができるのか、

それをわかりやすく示すものがボイスサンプルです。

 

ここでは、簡単にボイスサンプルの作り方を

解説していきたいと思います。

 

ボイスサンプルを作るために必要なもの

 

ボイスサンプルを作るためには、

サンプル原稿が必要です。

 

インターネットを探せば様々なサイトで

サンプル原稿が投稿されています。

 

このブログでもサンプル原稿を随時公開していきます。

 

 

そのまま使っても良いですし、

改変しても良いでしょう。

 

オススメは「自分で原稿を書いてみる」ということです。

 

そうすることで、セリフのイメージも作りやすく、

また「自分が本当に演じたい役」をサンプルにすることができます。

そうすることであなた自身の「演じたい」という強い想いも、

サンプルと一緒に音源に残ることになります。

 

ボイスサンプル原稿を選ぶときの注意点

 

ボイスサンプルの原稿を選ぶときの

押さえておきたい基準がいくつかあります。

 

1.自分の声質、キャラクターに合っているか

2.自分の苦手な行や言い回しは少ないか

3.似たパターンのものでまとまっていないか

 

順番に見ていきましょう。

 

自分の声質、キャラクターに合っているか

 

自分の声質に合っているかどうかというのは

非常に重要な要素です。

 

声質というのは、元々備わっている

「天性の才能」というべきものです。

 

それを活かす形でサンプルを選ぶことが

何より大切になってきます。

 

声質に合わない役、

自身のキャラクターに合わない役を

サンプルに加えたとしても、

聞いてもらえない可能性が高いです。

 

サンプルは聞いてもらうために存在します。

 

作る側の意識としては

きちんと「聞いてもらえるサンプル」

作るべきです。

 

そのために必要なことは

自身の声質やキャラクターに合っているか

というポイントなのです。

 

自分の苦手な行や言い回しは少ないか

 

いくら滑舌を頑張っていても、

誰しも「苦手な言い回し」は存在するものです。

 

ボイスサンプルの完成度を高くしたいのであれば、

「苦手な行」「苦手な言い回し」は

極力なくすことが大切です。

 

既成の原稿を使うのは構いませんが、

苦手な言い回しがあるなら、

自分の言いやすい形に改変するということを

意識しておくと良いでしょう。

 

自分自身で原稿を書く場合には、

苦手な言い回しが出ないような

セリフ構成を考えるようにしましょう。

 

似たパターンのものでまとまっていないか

 

 

これは、初心者によくあるパターンです。

同じような原稿に偏りすぎるということになると、

サンプルとして使いづらくなります。

 

原稿を選ぶときに大切なのは

様々なバリエーションを入れること

 

主人公がやりたいからといって

「主人公っぽいセリフ」ばかり入れていては

サンプルとしては不完全です。

 

限られた時間の中で、

いろいろなものを聞かせることが

ボイスサンプルの重要なポイントです。

 

ボイスサンプルは声優の名刺代わり

 

可能ならば早いうちに

「ボイスサンプル」を作っておくと良いでしょう。

 

ボイスサンプルは声優にとっての名刺です。

 

いつどこで

「ちょっとどんな演技できるか聞かせてよ」

と言われるかわかりません。

 

そんなときのために

 

・ボイスサンプルを聞いてもらえるよう、

Soundcloudや、TMBox、Youtubeなどに

いつでも聞けるよう投稿しておく。

・データやCDを持ち歩く

 

ということも必要でしょう。

 

突然のチャンスでも食らいつけるように、

今すぐにでもボイスサンプルを作りましょう!

 

【タツミとボイスサンプルを制作する】