感動する演技に欠かせないものとは?

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タツミ

おはようございます。演技に才能はいらない!
知識と技術で教える演技講師タツミです。

僕は演技講師だけではなく、声優ナレーターとして声の仕事をしたり、舞台俳優としてステージに立ったり、エンタメの会社を経営したりしています。

今回は「感動するお話」というテーマお話ししていきたいと思います。

桃太郎から学ぶ感動できるストーリー

今朝、桜井茶人さんのスタエフのライブで桃太郎が題材になっていたので、感化されて僕も桃太郎を使って今日のお話をさせていただきたいと思います。

日々いろいろなことにアンテナを張っていると、いろんなことが学びになるので、皆さんも意識してみてくださいね。

さて、桃太郎の「ストーリー」って日本人の多くが頭に入っているのではないでしょうか?

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。という書き出しから始まるあの物語。

桃太郎のお話を聞いて「感動する」ということはほぼないと思います。

こんなに日本中から愛されていて、誰もが知っている物語ですが、ほとんどの人が感動しない物語。初めて聞いた子供時代は感動していたのかもしれませんけど、今聞いても心が動かされるということはないと思います。

感動するために必要な要素とは?

これってすごく面白いポイントなんですけど、人が感動する時に何に心を動かされているかということなんです。

台本読解をする時にも、もちろん演技をする時にも、このポイントは絶対に外せません。

演技をする人のほとんどは「感動する演技」を目指すでしょうし、そういう演技をする人を上手いと感じるでしょうし、憧れるのだと思います。

では、その感動の秘訣とも言えるものが何か。

このラジオを聴いているあなたはわかりますか?一度考えてみてください。

それを理解するだけで演技のアプローチも、台本読解のアプローチも大きく変わるのです。

感動する物語、感動する演技の秘訣は何かというと「葛藤」です。感動する秘訣はストーリーではなく、「ドラマ」なのです。

それは台本の中から葛藤している部分を見つけ出すということも言えるし、演じる時に的確に葛藤を表現するということも言えます。

感動を引き起こすための「葛藤」

葛藤って何かっていうと簡単に言えば、対立です。何かと何かがぶつかっている状態です。それは人と人かもしれないし、人と状況かもしれないし、自分と自分の心かもしれません。いろんな対立があります。

例えば、告白シーンが感動的なのは「好きという気持ちを打ち明けること」と、「フラれたら今までの関係が壊れるかもしれない」という恐怖の対立が描かれて、それを乗り越えるからです。

さて、桃太郎にはこの「葛藤」がありません。

あるのはストーリーだけ。つまり、対立がきちんと描かれることなく、たんたんと進んでいくだけなのです。だから、「心を動かす」ということもありませんし、「心惹かれる」ということもありません。

事実がストーリー上、羅列されているだけだからです。

感動する、心が動く、惹きつけられるというものは、葛藤がきちんと描かれています。

そこに注目してアプローチができれば、台本を読み解くときにも、実際に演じるときにも聴いている人、みている人を惹きつける、魅力的な演技ができるようになります。

感情表現がうまいから感動する演技になるんじゃなくて、葛藤している中で感情が見え隠れするから、感動する演技になるんだよっていうところもポイントです。

これについてはまた別でお話しできればと思います。

今回は、桃太郎から読み解く感動する物語の秘訣というお話をさせていただきました。

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