効率よく学ぶことと楽をすることの違いって何?

 
タツミ
おはようございます。演技に才能はいらない!
知識と技術で教える演技講師タツミです。

僕は演技講師だけではなく、声優ナレーターとして声の仕事をしたり、舞台俳優としてステージに立ったり、エンタメの会社を経営したりしています。

今回は「効率よく学ぶ」ということについてお話ししていきたいと思います。

時間がない中でどう努力するか?

プロになりたいと思っているあなたはきっと日々、努力されていると思います。あれもしなきゃ、これもしなきゃっていろんなことに取り組んでいる、そういう人多いと思います。

かくいう僕も、養成所に入ったばかりのころはひたすら滑舌課題をしたり、外郎売をやったり、レッスンで言われたことを練習したり、どれだけ時間があっても足りない状況でした。

バイトもしなきゃいけない、一人暮らしだからそれなりにバイトしなければ生きていけない。家事もしなきゃいけない。

だからこそ、時間がない中で効率よく学ぶということを意識しなければなりません。

効率化を図るということは「楽をする」ということと似ているようで違います。

効率を求めることと楽をすることの違い

効率化は「無理」「無駄」「ムラ」を見つけ出して、それを省いたり減らしたりしながら生産性を高めることです。

ちょっと難しい言い方になりますが、簡単に言えば、「必要のないことをやらないようにして、必要なことに集中して結果に繋げる」ということです。

効率よく学ぼうと思った時に多くの人が勘違いしがちなのは「近道を探してしまう」ということです。

何か裏技的に楽して成功するというような「魔法のノウハウ」を探してしまうのです。

広告でたまに見かけますけど、「1日5分で月10万!」みたいな商材だったり、「このサプリを飲めば1ヶ月で5kg痩せる」みたいなものだったり。なるべく楽をして、いい結果だけを期待するというのは、人間誰にでもあることだと思います。

効率よく学ぶことと、この「楽をする」ということは全然違うものです。大事なポイントは「無駄を省く」ということだし、「結果を出すために大切なところに集中する」ということです。

効率をあげるためには、「何が無駄」なのかを知る必要があるし、「何が効果的なのか」を知る必要があります。

効率化を図るために必要なこと

そのためにはあなたがどういう流れで成長していくかが見えていないと行けません。それはあなたが進んでいく道、成長の道をしっかりと見据えて、次のステップに進むために今何が必要なのか、っていうことをどれだけ理解しているかということです。

それを個人でできればいいのですが、それがなかなかできないので、レッスンに通って今の自分の状態や次に何が必要なのかを学ぶわけです。

少しテーマとズレますが、演技講師というのは、そうやって次のステップを提示して、今あなたは何をすると成長できるよっていうことを課題に合わせて指導するのが仕事だと思って取り組んでいます。

逆に「楽しようとする人」はどうなるかというと、提示したものに対して真剣に取り組みません。そうではなくて、「もっと効果的なノウハウがあるはずだ」とあれもこれも手を出そうとするのです。あれもこれもやると「分散」してしまうし、「無駄」や「ムラ」が増えます。

楽をしようとする人は、効率的に取り組むことと「真逆のこと」をしてしまうのです。

あれもこれもといっぱい手をつけると、どれも中途半端になり、結果として何も得られないということが多々あります。何に集中して取り組むか、何を課題として取り組むかということが大切なのに、どうやったら楽にこなせるかが軸になってしまうのです。結果として、楽もできず、結果も得られず、うまくいかなくなります。

楽をしようとするのではなく、効率よく取り組むことが大事なのです。

今回は「効率よく学ぶことと楽をすることの違い」についてお話ししました。

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以上、タツミでした。バイバイ、またね